組織での3つの使い方

開発者の戸部です。


サマースカイR7にバージョンアップして1ヶ月が経とうとしています。おかげさまで、ご利用頂いている方からはご好評頂いております。いつもありがとうございます。


内にこもって開発するだけでなく、外に出て多くの方とお話するうちに、この製品の使い方を表現するにはいい感じにまとまってきたので、途中経過を報告させて頂きます。

基本的な機能としては「写真を共有する」「共有した写真を探しやすくする」「写真をベースに日報を作る」「これらをグループで行う」という、写真をベースにしたシンプルなものですが、同じ動作でも3つの使い方と言えるものに落ち着いてきました。


●1. 定点観測

「作物の成長過程を記録する」ということは、農業の現場から生まれた、が誕生のきっかけだと説明すると、多くの方に直感的に理解して頂けるようです。

対象物の変化を組織全員で共有しておくことに価値がある場合、共有するコストを低くするためにhouren.soは使い出があります。

同じ株を撮影し続けることで生育記録を作成する


また、「今まで記録していなかったことを、記録するようになったこと」で、従来とは1段階違った価値を感じて頂けるようです。これは、作業者や作業監督者というよりも、同じ組織内での他の方にとって明確なメリットがあるようです。営業や広報の方などが、現場で何が行われているかを現場関係者に相談しやすくなったり、作成する資料の素材を現場の方々に求めなくてよくなったりと。


●2. 作業記録

「作業にかかった時間と人数と機具と資材がだいたいわかれば、次回の作業や計画に役立つ」
「それらの数字が探しやすいので、計画が立てやすい」

という作業記録の蓄積メリットは、houren.soの使い方として特徴的ではないかと考えています。

写真を並べて日報を作成する
作業写真から作業の目安を共有する
作業写真から作業時間と使用した備品情報を共有する


作業記録の記録作業(わかりにくい…)が面倒くさいとおざなりになって、結局は記録する文化がない現場となってしまいますが、写真撮影を起点にする記録法は「容易かつ続きやすい」とがなかなか評判がよいです。


●3. 問題発見、遠隔地で解決

●1、●2と、「定期的に情報を集める」という方向での使い方でしたが、3番目では多少毛色がちがいます。

- インターネットのサービス
- 写真のもっている説明力を活かす
- 写真に赤丸/赤矢印があるだけで、説明するのがとても楽

という特徴をhouren.soは備えていますので、問題が起こったときや、疑問点の確認を組織内で行うときにとても使い出があると好評です。


作物の症状から作業ノウハウの共有を行う

画像を見た人が気になる点を指摘する

よく使う備品をまとめて、備品リストを用意し、お使いの指示を円滑化する


以上が、最近のプレゼンや製品説明する際に使われる骨子となります。

よろしくお願いいたします。

カテゴリ:コラム