作業記録の書き方 実例
今回は写真を活用した作業記録の書き方について、例をふまえながら説明したいと思います。
実際に写真を活用しながら作業記録を書いてみて感じるポイントは3つありました。
- 写真が並んでいれば、思い出す事が出来る
- 撮影にはポイントがある
- 写真以外で記録するべきことを押さえておく
これらについて、順を追って説明していきますね。
1.写真が並んでいれば、思い出す事が出来る
まず一番大切なポイントなんですが、写真を撮っておきさえすれば、それを見ることで関連することは結構思い出すことができます。その場で十分なメモが取れなくても、写真だけでも記録を録っておくことが重要です。
その写真にコメントを添えるという形であれば、日報もあとからでもかなり正確に書くことができますし、他の人が行った作業でもある程度推測してフォローすることができます。
特に時系列に並べば「一連の流れ」がわかります。
2.撮影にはポイントがある
どんな写真でも無いよりは撮ってあるほうがよいのですが、わかりやすい記録にするためにはいくつかポイントがあります。
- 各工程、引きの写真
- 各工程、近い写真(手元など)
- 対象物の作業の前後
- 作業完了後の様子
といった種類の写真が、作業の流れに沿って揃っているとわかりやすくなります。いずれの写真も「どういう状況を記録しようとして撮ったものか」、つまり俯瞰なら俯瞰、クローズアップならクローズアップと、どういう写真なのか分かりやすく撮るのが望ましいです。
3.写真以外で記録するべきことを押さえておく
写真があればあとから記録を書き起こしやすいとはいえ、やはり別に記録を残しておくべき内容というのもあります。特に数字などです。ただ基礎となる数字だけメモしておけば、後から計算することで対処出来ることも多いです。
手書きのメモの写真を撮るなどで、現場での入力の負担を軽減する工夫もあります。
上記の三点が抑えられていれば「これぐらい情報があれば、充分に作業内容と成果が把握出来る」日報が出来上がります。
その他の事例、ケースについても掲載していますので、他のブログ記事もご覧ください!
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