見られているという意識がうまれてお店の状態が良くなりました。
現在、各店舗で一日一回、毎朝必ずスタッフには自撮りの写真とお店の決まった場所の写真をhouren.soにアップしてもらうようにしています。
写真を撮るときにはきれいにしますから、目立つ服装の乱れがあったり、お店の清掃状態が不十分だったりということはなくなりました。見られている、という意識が現場に生まれたのは大きいです。
また毎日顔の写真を見ていると、普段はどうしてもあまり会うことのできない遠くのお店のスタッフの様子の変化がわかることもあります。
本社と現場との意識のズレが可視化されました。
遠くの現場に指示を出すとき、必ずしも意図したとおりに実施してもらえるとは限りません。
例えばポップを設置してほしいと送った場合どの程度詳しく設置の説明を伝えればよいか。このくらい説明すればいいだろう、この説明だとわからない、指示する側と現場とではどうしても認識にギャップがあります。そういうときhouren.soで写真を共有していれば、指示の修正はもちろん、うまく意図通りにしてもらえなかった場合の記録も残るので、どの程度細かく説明すればよいのかという経験もたまります。
記録が残るのは大きな価値です。
houren.soと併用して他のチャットツールなども使っているのですが、そういったツールでは情報が流れていってしまい、過去の情報をチェックするのがなかなか大変です。
何か注意すべきことがあっても、はっきりと写真が残っている、もしくは残すべき写真が残っていないということから、注意する側は注意しやすく、受ける側もそれを受け止めやすいです。
また一年間記録がたまれば、年に一度のイベントのときなど前年の記録を参考にする、といったこともできると思っています。
ライブカメラと併用しています。
ライブカメラも設置しているのですが、俯瞰的な様子を把握するのにはよいものの、細かな個所について状況を把握したり、お客様から見たお店の様子がどのような風なのかなどはわかりません。なのでhouren.soとライブカメラは補完関係にあると思っています。
また現場のスタッフにとって、自分で写真を撮るというひとステップがあることは意識の上で大きいように感じます。
